ボトルネック 米澤穂信
2014年 02月 08日
昨日に続いて読書感想文です。
本を読んで、すぐに感想を書き込むといいのでしょうが、次の本を読みたくて、サボってしまいます。
特に誰が楽しみにしているわけではないのですが、ただ、読書の記録です。
それではネタバレに注意しながら。
簡単なストーリーは、主人公が亡くなった恋人を悼むために、東尋坊を訪れたところ、崖から落ちます。
で、気がついたら、自分が生まれていないパラレルワールドに来ていた。
そこには、主人公の代わりに姉がいた世界です。
基本的に、どちらの世界も登場人物は変わりませんが、微妙に違います。
そこで、まぁ、間違い探しつてのをやるんですが、本来、どちらの世界が間違いとかないわけですが、ここがポイントです。また、何気なく出てくる本のタイトルであるボトルネックも当然、キーワードとなります。
話の結末は暗いもので、否定的なレビューも目立ちます。
最後は読者に結末を考えてもらうリドルストーリーになっています。
最後が気になると言って、早く読み進めると面白くないと感じるかも知れませんので、少しゆっくり読んで見てください。
ユーモアある表現などがあり楽しめます。
というわけで、米澤穂信のボトルネックでした。
by egu316
| 2014-02-08 22:38
| 本